michidakeブログ

プロボクシング、プロ野球、家計のブログ

スーパーフライ級の一時代を築いた4選手、対戦成績まとめ

今回は、互いに勝るとも劣らない存在感を示し続け、スーパーフライ級の一時代を築いた4選手の対戦成績をまとめていきたいと思います。

その4選手というのは、以下の選手になります。

アン・フランシスコ・エストラーダ

シーサケット・ソールンビサイ

ローマン・ゴンサレス

カルロス・クアドラス

この4選手は、総当たり戦でも行っているかのように対戦数が多く、かつそれぞれ勝ち負けのついた相手が違い、実力伯仲の面白い関係が続いていました。

今一度対戦結果を振り返り、詳細を振り返っていきたいと思います。

4選手が絡んだ試合結果

・2012年11月17日

 WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ

 ○ローマン・ゴンサレスvsフアン・フランシスコ・エストラーダ

 12R判定3-0

 

・2014年5月31日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ●シーサケット・ソールンビサイvsカルロス・クアドラス○

 8R負傷判定0-3

 

・2016年9月10日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ●カルロス・クアドラスvsローマン・ゴンサレス

 12R判定0-3

 

・2017年3月18日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ●ローマン・ゴンサレスvsシーサケット・ソールンビサイ○

 12R判定0-2

 

・2017年9月9日

 ○フアン・フランシスコ・エストラーダvsカルロス・クアドラス●

 10R判定3-0

 

・2017年9月9日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ○シーサケット・ソールンビサイvsローマン・ゴンサレス

 4RKO

 

・2018年2月24日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ○シーサケット・ソールンビサイvsフアン・フランシスコ・エストラーダ

 12R判定2-0

 

・2019年4月26日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ●シーサケット・ソールンビサイvsフアン・フランシスコ・エストラーダ

 12R判定0-3

 

・2020年10月23日

 WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ

 ○フアン・フランシスコ・エストラーダvsカルロス・クアドラス●

 11RTKO

 

・2021年3月13日

 WBA/WBC世界スーパーフライ級王座統一戦

 ●ローマン・ゴンサレスvsフアン・フランシスコ・エストラーダ

 12R判定1-2

 

・2022年12月3日

 WBC世界スーパーフライ級王座決定戦

 ○フアン・フランシスコ・エストラーダvsローマン・ゴンサレス

 12R判定2-0

 

アン・フランシスコ・エストラーダ

7戦5勝(1KO)2敗

ーシーサケット戦2戦1勝1敗

ゴンサレス戦3戦1勝2敗

ークアドラス戦2戦2勝(1KO)

シーサケット・ソールンビサイ

5戦3勝(1KO)2敗

エストラーダ戦2戦1勝1敗

ゴンサレス戦2戦2勝(1KO)

ークアドラス戦1戦1敗

ローマン・ゴンサレス

6戦2勝4敗

エストラーダ戦3戦1勝2敗

ーシーサケット戦2戦2敗

ークアドラス戦1戦1勝

カルロス・クアドラス

4戦1勝3敗

エストラーダ戦2戦2敗

ーシーサケット戦1戦1勝

ゴンサレス戦1戦1敗

約10年に渡り奪い合いを続けるWBC王座

数々の名勝負を繰り広げてきた4選手ですが、主に懸けられていたベルトがWBCスーパーフライ級王座。

2013年5月にシーサケットが王座獲得してから、2022年2月にジェシー・ロドリゲスが王座獲得するまで4選手で王座を奪い合っていた状態でした。

そして、現在も再びエストラーダが王座を保持しています。

 

WBCスーパーフライ級王座変遷

2013年5月シーサケット王座獲得→2014年5月クアドラス王座獲得→2016年9月ゴンサレス王座獲得→2017年3月シーサケット王座獲得→2019年4月エストラーダ王座獲得→2022年2月ロドリゲス王座獲得→2022年12月エストラーダ王座獲得

まとめ

4選手による直接対決はこれまで合計11試合行われており、全選手が全ての選手と戦い、かつ誰かに負けているという共通点がありました。

それぞれの選手の印象を一言で述べると、

・唯一全選手に勝利し階級最強を示したエストラーダ

・戦前不利予想の中勝利を掴みスーパーフライ級を混沌とさせたシーサケット

・PFPを引っさげ、注目度を挙げたゴンサレス

・どの選手にも好試合を繰り広げたクアドラス

といった感じでしょうか。

内容を深掘っていくと、どの選手にもこの4選手の関係を面白くさせた要因を持っており長期間世界王座を争い続けた理由が分かります

4選手は現在全員年齢が30代中盤あたりでキャリア晩年といえますが、世界戦線に残り続けている選手もおり、今後の活躍にも注目していきたいです。